鈴木選手の金メダル

今日は柔道で2個、水泳で1個金メダル。
メダルラッシュだ。

特に柔道の鈴木選手は好きな選手だったので、
金メダルを取ったときは感動して泣きそうになった。
表彰式までじっくり見てしまった。
彼は井上康生に勝っても正当に評価されなかったり、
色々ほんとに苦労したんですよ。

努力して様々な苦難を乗り越えてきた事を知ってると、
やはりその選手に対する思い入れも変わってくるなぁ。

明日から柔道がなくなるのか・・・。
なんか寂しいな。
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# by komuro-1979 | 2004-08-21 03:54 | 日記

「アンナ・カレーニナ」 (トルストイ) の上巻を読んで

今日はトルストイのアンナ・カレーニナの上巻を読んだ。
たくさん登場人物が出てくるので、メモをとりつつ読んでいった。

読んでて思った事。
作者の人物描写が非常に上手いと思った。
特に序盤、アンナが登場したシーンのアンナについての描写を読んだ時、
俺の心の中に作った聡明で魅力的なアンナ像に思わず恋しそうになりましたよ、ええ。
こんな体験、小説を読んでて初めてです (*´ェ`*)ポッ

しかーし、そんな自分の中のアンナ像も
アンナがヴロンスキーとの不倫をする段階に至り、
ガラガラと音を立てて崩れてしまった。

アンナがヴロンスキーと恋に落ちた瞬間、
今までは夫に不満を感じなかったのに、
夫を蔑むようになり、やることなすこといちいち嫌悪感を感じるようになってしまう。
そして愛していた子供さえ、以前のようには愛せなくなる。

アンナは自分勝手だし、夫や子供が可哀想だよ・・・。
不倫ってそういうもんだろうけどさぁ。
アンナも最初は理性で不倫関係に入るのを拒んでいたけど、
やっぱり抑え切れなかった。
人を好きになる事を理性で抑えるのは不可能に近いもんなぁ・・・。
たとえそれが周りの人間と時には自分を不幸にすることが分かってたとしても。

その後不倫が夫に感づかれ、内面では完全に破綻している夫婦生活を
外面ではごまかし、家庭円満な振りを続けていこうする。
その歪みにみんなが苦しむ様は痛々しかった。

それにしても人間の心理って面白いね。
今まで自分が拠っていた価値観が変わると、
周りの物事に対する見方がガラっと変わってしまう。
この小説ではそういう事例が先のアンナの例も含めて
たくさん描かれていた。
作者が上巻で言いたかったのはそこなのかな。


中巻を読むのが楽しみだ。
もう正直、アンナとヴロンスキーのことはいいや(笑)
むしろ女性に対してウブで化石のような男、リョーヴィンと
ヴロンスキーに振られ、傷心したキチイの今後が気になる。
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# by komuro-1979 | 2004-08-21 03:26 | ロシアの小説

井上康生の負けについて思ったこと

オリンピックの柔道で井上康生が負けた。
正直ショックだ。
金メダルを取るのは当たり前で、それも圧倒的な強さで勝ち取ると思っていたからだ。

一方、阿武教子は金メダルをとった。
試合を見ていたが、準決勝も決勝も苦しい試合だった。
それだけに勝利が決まった瞬間は感動的だった。

さて。
ここで思うのはこの件について明日のメディアでの扱いはどうなるかだ。
確かに阿武選手が金メダルを取ったのは素晴らしいが、
ニュースになるのは井上康生の敗北についてかもしれない。
ひょっとしたら阿武選手の金よりも扱いが大きいのではないか?

俺だって気になるもん。
今まであれだけ強かった井上が、今回全く精彩を欠いていた理由が。
プレッシャー?それとも怪我?病気?相手の反則を取らなかった審判のせい?
明日のメディアはその理由をこれでもかと追求するだろう(特にスポーツ紙)。
そして井上が負けて、彼を応援する人々の悔しがる様子を
残酷なほどのしつこさで放送するに違いない(特にテレビ)。

なんにせよ、やっぱりオリンピックで勝つっていうのは難しいんだね。
日本の柔道は強くて金メダルを多くとってるから、
見てるほうも「金を取るのが当たり前」という雰囲気になってしまっている。
ほんとはオリンピックに出るだけでもすごいことなのにね。

井上康生のような強い選手には周囲の期待も半端じゃないだろう。
現に俺だって「圧倒的な強さでの金」を期待していたわけだし。
そのような無責任な周囲の期待による過度なプレッシャーが、
彼本来の動きを封じてしまったのかもしれないと俺自身は思っております。
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# by komuro-1979 | 2004-08-20 03:11 | 日記

カラマーゾフの兄弟

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を3日ほどかけて
やっと読み終わったー!!!
難しかった。ほんとに。
本をあまり読まない人がこんな大作に挑むのは無理があったかもしれない。

ドストエフスキーの本は「罪と罰」を大学生の頃読もうとしたが、
たくさん出てくる登場人物が把握できないという、
情けない理由により50Pほどで挫折した経験あり。
(その後本を紛失w)
今回はその反省を踏まえて、
登場人物を紙にメモりながらなんとか読んだ。

読んでて思ったことは、宗教問題がこの物語の大きなテーマの一つになっているので、
キリスト教に関する知識がないと著者が言わんとしていることを
十分理解できないんじゃないかということ。
僕はそのような知識を持っていないために、
理解ができない箇所がいくつかあった。
でも大筋は理解でき、十分楽しめた。

この小説の中で一番面白かったところは
上巻の反逆~大審問官のところか。
無神論者イワンの発言は読んでて鬼気迫るものがあった。
説得力云々を超えて、心に響いた。

あと、ドミートリイと女性達との恋愛模様の描写はとても緻密だった。
人の心の気まぐれさと(特に恋愛において)、それが原因となって引き起こされる
悲劇的な結末への運び方は素直にすごいと思った。
下巻の裁判の部分は長すぎて寝そうになったが、
弁護人の弁護技術に感心した。

他にもいろいろ面白かった部分はあった。
ただ・・・ね。長すぎ!
読み終わるまで、睡魔との戦いになんどか敗れた。
活字を見ると眠たくなってしまう自分の体質はなんとかせにゃならんな。


<オススメ度>★★★
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# by komuro-1979 | 2004-08-19 20:11 | ロシアの小説

オースティン 「自負と偏見」 新潮文庫

恋愛小説です。
中世のイギリスの田舎町に住む
ベネット一家の5人姉妹と、
その近くに引っ越してきたビングリーとダーシーとの
恋愛模様をユーモアを交えつつ描写しています。
イギリス小説史上最高の作品だそうです。

最初、女同士の恋に関する井戸端会議の連続で
正直退屈だったけど、
登場人物の人物像が把握できるにつれて
物語にぐいぐい引き込まれていきました。
200年近くまえの作品なのに
男女の恋愛という普遍のテーマを題材にしているからか
全く古さを感じさせません。
この物語のように、
男の高慢さによって女に誤った印象を与える一方、
女の方では偏見によって男の評価を誤ることで
恋の成就にだいぶ遠回りする恋は
現代においても身近に例をみるのではないでしょうか。

著者のすぐれた観察眼による人物描写も秀逸で
登場人物の欠点に対する皮肉が痛快で心地よかった。
文章も読みやすく600ページ近くの厚い本にもかかわらず
一気に読めました。

題名の難しさに惑わされず読んでみてください。
とても読みやすいです。
そして中学生でも理解できる内容です。
女の方なら主人公の女の子に
特に感情移入できるのではないでしょうか。


<オススメ度>★★★★★
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# by komuro-1979 | 2004-08-19 16:58 | イギリスの小説

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」 村上春樹 新潮文庫

とても面白いです。
話のスジも世界観も非常によく練られていて完璧。
独特の世界観にもうメロメロです。
謎だらけの世界なんですが、その謎も段々と開示されていくので読んでて飽きません。
登場人物の設定もしっかりしていて、無駄な人物がいない。
登場人物同士の会話は流れるようで美しく、オシャレです。
こんな風に思ったのは小説を読んでて初めての経験。

ただちょっと謎の解明を引き伸ばしすぎている気がします。
いいところに来ると、別の世界へと場面が変わってしまう。
気の短い僕のような人間には辛いです(笑)

<オススメ度>★★★★★
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# by komuro-1979 | 2004-08-19 16:56 | 日本の小説

何も考えず

最近やたらブログという言葉を聞くので、
流されるままに、なんとなくやってみようと思いました。

僕はちょっと前に資格試験を受け、今は結果待ちの暇な状況にあります。
この暇な時間を何に使おうか。・・・そうだ、読書でもしよう。
そういうわけで、読書をはじめようと思ったのです。
読む本は主に小説を予定しています。

僕は学生時代、ろくに本を読まずに過ごしました。
読むとしても雑誌や漫画。
文学作品を読んだのは、学生時代の読書感想文の時ぐらいです。
高校生の時、太宰治の「斜陽」を読んで
あまりのつまらなさに投げ出し、もう二度とまともな本は読まぬと決心しました。
その後早10年。そのままでもいいと思っていたのですが、
やはり心のどこかでは本を読みたいとは常々思っていました。

今回、この暇な時間を使ってその想いを実現しようというわけです。

読むからにはその感想を残したい。
どうせ残すなら公開しよう。
このブログはそういう意図で作りました。

自分と同じような境遇の人の読書のきっかけになれば幸いです。
教養のない愚か者の感想ですが、
そうであるからこそ、他の読書感想系HPとは違った視点を提示できる気がします。

・・・と、えらそうなことを書きましたが、気楽に続けるつもりです。
読書以外のことももちろん書きたいです。そうでないとブログは続きません。

というわけで、どうかよろしくお願いします。
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# by komuro-1979 | 2004-08-19 16:47 | 日記