「ジャン・クリストフ(二)」 ロマン・ローラン 岩波文庫 

クリストフは、世間一般の人がなんとなく想像する芸術家像、
すなわち、気難しくて非社交的で感情的で、いわゆる変人っぽいという特徴を持っている。
そしてやっぱり世間に理解されない。
彼が、自分の音楽上の信念を貫くために世間と対立し、
ひたすら攻撃され、苦悶する様子は壮絶だ。
人を愛し愛されたいという心を持っているからこそ、
人から排斥される苦痛が大きいのだと言える。
ま~それにしても、世間渡りがあまりに下手すぎるなぁ・・・。

クリストフは、誰も味方のいない孤独な闘いの中、自分の信念を貫けるのか。
彼を理解し愛する人々が登場するのだろうか。
そう思いつつ読んでいたら、最後のほうでオリヴィエが登場。
彼とクリストフとの関係がこの先、気になるところだ。
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by komuro-1979 | 2006-02-22 02:47 | フランスの小説
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