「ジャン・クリストフ(一)」 ロマン・ローラン 岩波文庫 

(あらすじ)
音楽家の家系に生まれ、幼い頃から音楽家としての才能を開花させたクリストフ。
自分にあまりに正直で、世渡りの下手なクリストフは、世間から様々な苦難を与えられるも、
それでも人を愛し続ける。傷つきつつも戦いをやめない彼の成長の物語。全四巻。

クリストフの幼年期から順をたどって
彼の成長を追っていくストーリーと、精密詳細な心理描写は
自分好みであるが、しかし、ストーリの進み具合に対して
心理描写の量が多く、さすがに読んでて疲れてしまう。
本も厚く、一冊読むのに一苦労。
これをあと3冊か。かなり気合を入れないと・・・。

一巻では、ローザのその報われない心の悲しさが印象に残った。
善良で純粋な心を持ち、あれだけクリストフに尽くしているのに、
顔が悪くておしゃべりという理由であの扱い。
現実なんてそんなものだよなぁ~と思いつつも、ちょっと可哀想だった。
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by komuro-1979 | 2006-02-17 18:51 | フランスの小説
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